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【企業紹介】リオ・ティント(RIO)(2021年8月時点)

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こんにちは、配当太郎です。

 

今回の記事は私が現在持っている株についてご紹介させていただきます。

 

今回紹介させていただく会社は鉱業・資源企業のリオ・ティントです。

 リオ・ティントとは

リオ・ティントはイギリスに本社を置き、金属・鉱山業を営む多国籍企業です。

そして世界3大資源メジャー企業の一つに数えられています。

 

業務内容

主に鉄鉱石、銅、アルミニウム、ダイヤモンド、金などを鉱山から採掘しています。

研究開発も行っており、リオ・ティントは高度精錬技術であるハイスメルト法の開発

や資源探査グループなどを持っていたりと採掘以外の業務も行っています。

 

セクター

リオ・ティントのセクターの位置づけとしては【素材】となっており、景気動向に非常に左右されやすい景気敏感株となっております。

 

 

現在の配当利回り

【8.65%】です。

 

売上高・営業利益(2015~2020年)

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売上高は2015年から右肩上がりですが、営業キャッシュフローは安定していません。

これはビジネスモデルが資源採掘ということもあり、鉱石などの資源は需給バランスにより資源価格が変動します。

需給バランスは年によって変わりますので、需要はあれば資源価格は高騰しますし、需要がなくなれば価格は低下していくことになります。

なので資源価格により業績が大きく左右される業種と言えます。

 

営業キャッシュフローとは

 (本業による収入と支出の差額を表しています。つまり、本業を行った結果に、手元の現金がいくら増えたか減ったかがわかるものになります。)

 

 キャッシュフローマージンは2015年度から2020年度にかけて25%~36%で推移しています。

 

 

キャッシュフローマージンとは

キャッシュフローマージンとは、売上高の何%分の営業CFを稼ぐことができたかを測定する指標です。

こちらのキャッシュフローマージンが高い=収益率が高い商品を販売しているということになりますので企業の稼ぐ力を図る事ができます。

同業他社と比較する上で稼ぐ力あるのか?競争優位性はあるのか見る上で参考になる指標になります。

 

 2021年度売上高・営業利益

 

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2021年中間決算の売上高・営業利益

リオ・ティントは今まで紹介した企業と違い決算は中間決算と期末決算しかありません。)

売上高330億ドル(前年同期比193億ドル)

営業キャッシュフローは136億ドル(前年同期比56億ドル)

キャッシュフローマージンは41%でした。

 

 売上詳細(2015~2020年)

 

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 売上別で見ると鉄鉱石販売は売上の大部分を占めています。

鉄鉱石の売上は年々上がっており、2020年度には売上のほぼ6割を占めています。

 

 売上詳細(2021年)

 

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 2021年中間決算の売上高

・鉄鉱石

 210億ドル(前年同期比114億ドル)

・アルミニウム

 59億ドル(前年同期比44億ドル)

・銅

 37億ドル(前年同期比23億ドル)

・ミネラル(ダイヤモンド等)

 32億ドル(前年同期比23億ドル)

となっております。

 

 配当の継続性(2015~2020年)

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配当の継続性はフリーキャッシュフローベースで計算しました。

 

フリーキャッシュフローとは

会社が事業活動で稼いだお金のうち、自由(フリー)に使える現金(キャッシュ)がどれだけあるかを示すものです。つまり誤魔化しが効かない部分のお金になります。

 

配当金の支払いの原資もフリーキャッシュフローから出ていますのでフリーキャッシュフローで配当性向の計算をすれば配当を出し続けることができるか、増配の余地はあるのかがわかります。

 

リオ・ティントの配当性向は2020年度は63%でした。

リオ・ティントに関してはビジネスモデルの関係上、資源価格により業績が大きく変わります。

大きく増配や特別配当を出すこともあれば2013年の時のように無配になるなど不安定です。

なので安定的な増配や配当は望めませんので安定的な配当を求める人にはオススメできない株になります。

 

配当の継続性(2021年)

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配当性向はフリーキャッシュフローベースは62%でした。

 

過去の配当実績

リオ・ティントはビジネスモデルの関係上安定的な増配は望めませんが、業績が良いと大きく増配したり、特別配当を出したりと配当金の浮き沈みが激しい業種です。

配当方針としては利益の40~60%を株主に還元するとアナウンスしていることもあり、株主還元には積極的です。

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最後に

私の所持している株の中でリオ・ティントは一番リスクの高い株式になっております。

所持している理由としては2020年に新型コロナウィルスにより経済は停滞しましたが、2020年の後半にはワクチン接種などが始まったことにより、経済活動が再開しました。それにともない鉄鉱石や銅需要の高まりを受け、価格が大きく上昇しました。

なので鉱山会社のリオ・ティントもそれにつられて伸びてくるのじゃないかと思い購入しています。

現に2021年の7月の配当も業績が好調なこともあり、増配に加えて特別配当を出すことをアナウンスしています。

しかし、素材関連銘柄は景気敏感株でもありますので、資源価格が下がれば業績も悪化しますのでこちらの株に関しては損切ラインを設けています。

 

リオ・ティントは売上を見ていただいてもわかる通り鉄鉱石の他に銅なども採掘していますので電気自動車等によく使われる銅需要増加による価格上昇が続けばリオ・ティントの株価も上がっていくのではないかな淡い期待を持っています。(銅は売上のたったの1割ほどしかありませんが・・)

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

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