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【企業紹介】フィリップモリスインターナショナル(PM)(2024年2月時点)

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2024年2月1日更新

2023年第3四半期決算情報を追加しました!

 

こんにちは、配当太郎です。

 

今回紹介させていただく会社はフィリップモリスインターナショナル

です。

 

フィリップモリスインターナショナルとは

アメリカ合衆国ニューヨーク州に本社を置く、世界最大のタバコメーカーです。

 

業務内容

紙タバコ・加熱式タバコを製造・販売を行う世界最大のタバコメーカーです。

有名商品としては紙タバコは「マールボロ」、「ラーク」、「パーラメント

加熱式タバコは「IQOS」などが挙げられます。

 

 

セクター

フィリップモリスインターナショナルのセクター位置づけとしては生活防衛消費】となっており、景気動向に左右されにくいデフェンシブ銘柄となっております。

 

現在の配当利回り

【5.67%】です。

 

売上高・営業利益(2015~2022年)

 

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2022年の売上高・営業利益

売上高317億ドル(前年同期比314億ドル)

営業キャッシュフローは108億ドル(前年同期比119億ドル)

となり前年度をともに超えました。

キャッシュフローマージンは34%(前年同期比38%)

 

営業キャッシュフローとは

(本業による収入と支出の差額を表しています。つまり、本業を行った結果に、手元の現金がいくら増えたか減ったかがわかるものになります。)

 

キャッシュフローマージンの安定的に30%台に推移していて安心できます。

キャッシュフローマージンとは

キャッシュフローマージンとは、売上高の何%分の営業CFを稼ぐことができたかを測定する指標です。

こちらのキャッシュフローマージンが高い=収益率が高い商品を販売しているということになりますので企業の稼ぐ力を図る事ができます。

同業他社と比較する上で稼ぐ力あるのか?競争優位性はあるのか見る上で参考になる指標になります。

 2023年度売上高・営業利益

2023年第3四半期の売上高・営業利益

売上高は91億ドル(前年同期比80億ドル)

営業キャッシュフローは59億ドル(前年同期比77億ドル)

キャッシュフローマージンは23%でした。

 

売上詳細(2015~2022年)

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売上別で見ると紙巻タバコの他に加熱式タバコ販売するようになり、年々加熱式タバコの売上比率が上がってきております。

キャッシュフローマージンを見ると加熱式タバコを販売するようになってから少しづつ増加してきているので加熱式タバコは利益率が良いと考えられます。

 

売上詳細(2023年)

2023年第3四半期の売上

・紙巻きたばこ

 168億ドル(前年同期比163億ドル)

・加熱式たばこユニット

 90億ドル(前年同期比70億ドル)

ウェルネスとヘルスケア

 2.3億ドル(前年同期比1.9億ドル)

となっております。

 

 

配当の継続性(2015~2022年)

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配当の継続性はフリーキャッシュフローベースで計算しました。

 

フリーキャッシュフローとは

会社が事業活動で稼いだお金のうち、自由(フリー)に使える現金(キャッシュ)がどれだけあるかを示すものです。つまり誤魔化しが効かない部分のお金になります。

 

配当金の支払いの原資もフリーキャッシュフローから出ていますのでフリーキャッシュフローで配当性向の計算をすれば配当を出し続けることができるか、増配の余地はあるのかがわかります。

 

フリーキャッシュフローベースで計算した2021年の配当性向は80%でした。

 

配当の継続性(2023年)

2023年第3四半期時点の配当性向はフリーキャッシュフローベースは121%でした。

 

過去の配当実績

フィリップモリスインターナショナルの連続増配56年です。

配当貴族銘柄の一つとなっております。

フィリップモリスは2023年10月に増配の発表をしました。

1.27ドル→1.3ドルへの増配になります。

これにより連続増配は56年になりました。

 

毎年増配しておりますので今後も増配を期待したいと思います。

 

最後に

フィリップモリスは2023年10月にIQOSILUMA(加熱式タバコ)の商品化を米国食品医薬品局に提出しました。この申請が通れば米国でIQOSILUMA(加熱式タバコ)の商品化ができるようになり、加熱式タバコの新しい市場が開拓されます。

加熱式タバコの売上は年々上がってきているのでここに米国市場が加われば売上向上に繋がりそうですね!

 

タバコ産業自体は斜陽産業であり、喫煙に関する健康問題が取り沙汰されることもあり逆風気味な産業ですが、セクターとしては生活防衛消費ということもあり景気後退局面にも強い銘柄でもありますので今後も業績などに注意しながらも握りしめたいと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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