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【企業紹介】ネクストエラ・エナジー・パートナーズ(NEP)(2024年2月時点)

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ネクストエラ・エナジー・パートナーズはPartership(パートナーシップ)に該当するということでSBI証券では2022/12/5以降新規買付停止となりました。

いい銘柄だったのに残念です・・

 

2024年2月4日更新

2023年第3四半期決算情報を追加しました!

 

こんにちは、配当太郎です。

 

今回の記事は私が現在持っている株についてご紹介させていただきます。

 

今回紹介させていただく会社はネクストエラ・エナジー・パートナーズ(NEP)です。

 

ネクストエラ・エナジー・パートナーズとは

フロリダ州ジュノビーチに本社を置く、ネクストエラ・エナジー・パートナー(NEP)は、ネクステラ・エナジー・リソーシズ(NEE)を親会社に持つリミテッドパートナーシップの形態を持つ会社です。

 

業務内容

クリーンエネルギープロジェクトを取得、管理、所有している会社です。

米国の風力および太陽光プロジェクト、およびテキサスとペンシルベニア天然ガスパイプラインを通して電力生産者と自治体にサービスを提供しています。

 

セクター

ネクストエラ・エナジー・パートナーのセクター位置づけとしては【公共事業】となっており、景気動向に左右されにくいデフェンシブ銘柄となっております。

 

現在の配当利回り

【11.70%】です。

 

売上高・営業利益(2015~2022年)

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2022年の売上高・営業利益

売上12億ドル(前年同期比9.8億ドル)

営業キャッシュフローは7.7億ドル(前年同期比6.7億ドル)

 

キャッシュフローマージンは64%(前年同期比69%)

でした。

 

2022年は売上・営業キャッシュフローともに前年度を超えました。

クリーンエネルギー時代の波に乗っている会社ですね。

最近は原油高の影響もあってクリーンエネルギーの話題は目立たなくなっていたような気はしますが、クリーンエネルギーの流れは止まる事はないと思います。2030年になったときにどうなっているか楽しみですね

 

営業キャッシュフローとは

(本業による収入と支出の差額を表しています。つまり、本業を行った結果に、手元の現金がいくら増えたか減ったかがわかるものになります。)

 

 キャッシュフローマージンとは

キャッシュフローマージンとは、売上高の何%分の営業CFを稼ぐことができたかを測定する指標です。

こちらのキャッシュフローマージンが高い=収益率が高い商品を販売しているということになりますので企業の稼ぐ力を図る事ができます。

同業他社と比較する上で稼ぐ力あるのか?競争優位性はあるのか見る上で参考になる指標になります。

 

2023年度売上高・営業利益

2024年第3四半期の売上高・営業利益

売上高は3.6億ドル(前年同期比3億ドル)

営業キャッシュフローは5.5億ドル(前年同期比6.1億ドル)

キャッシュフローマージンは54%でした。

 

 売上詳細(2015~2022年)

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再生可能エネルギーの販売

 風力および太陽光で発電した電気の販売

・テキサスパイプラインサービスの収益

 天然ガスパイプラインを通して電力生産者と自治体にサービスを提供

となっております。

 

 売上詳細(2023年)

 2023年第3四半期の売上

再生可能エネルギーの販売

 3億ドル(前年同期比2.3億ドル)

・テキサスパイプラインサービスの収益

 5.9千万ドル(前年同期比6.6千万ドル)

となっております。

 

 配当の継続性(2015~2022年)

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配当の継続性については今までの会社はフリーキャッシュフローベースで計算しましたが、こちらの会社に関しては営業キャッシュフローを元に計算しています。

公共事業において太陽光や風力・水力発電所、ガスパイプラインなどは大規模な設備投資が必要になります。

それに伴って減価償却費も大きくなり、その分利益が押し下げられてしまいます。

 

 減価償却費とは

長期にわたって使用する固定資産を時間の経過に合わせて費用として計上していきます。

簡単に言うと支出を伴わない経費です。

 

なので公共事業において減価償却費が長期にわたって続くことになるのでフリーキャッシュフローがマイナスになりやすくなっています。

 

一方、営業キャッシュフローは、税金等調整前当期純利益減価償却費を加算して求められているので営業キャッシュフローで計算を行っています。

 

営業キャッシュフローベースで計算した配当性向は

2022年は82%です。

 

 配当の継続性(2023年)

第3四半期時点の配当性向は営業キャッシュフローベースで100%でした。

積極的に太陽光エネルギープロジェクトへの投資をしている関係で配当性向自体は不安定な株ですが、再生可能エネルギー自体の売上は年々増えてきているので成長している間は問題ないと思います。

 

過去の配当実績

ネクストエラ・エナジー・パートナーズの連続増配は9年です。

今後少なくとも2026年まで配当を年間最大5%~8%の割合で増加させるとのことです。

最後に

金融政策の引き締めと利上げが、配当を増やすための資金調達に影響を与えており、資金調達コストの上昇につながっていますネクストエラエナジーパートナーズのようなリミテッドパートナーシップは、ほぼ100%の利益を配当として支払うため、成長資金を調達するためには借入や株式発行に頼ることが多いです。

そのため成長の見通しが不明瞭になり、追い打ちをかけるようにアナリストの目標株価を大幅に下方修正したこともあり株価は下落基調です。

厳しい状況が続きそうですが、今年は利下げが来るかもしれない年ではありますのですぐには元には戻らないとは思いますが、少しずつよくなって欲しいところですね。

 

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