2023年1月31日更新
2023年第3四半期決算情報を追加しました!
こんにちは、配当太郎です。
今回の記事は私が現在持っている株についてご紹介させていただきます。
今回紹介させていただく会社はヘルスケア企業のジョンソン&ジョンソンです。
ジョンソン&ジョンソンとは
ロバート・ウッド、ジェームス・ウッド、エドワード・ミードのジョンソン三兄弟が創業しました。滅菌の概念を世界で初めて製品に導入しており、50年以上10%成長を続けています。
一般企業の社訓にあたるOur Credo(我が信条)が有名です。
業務内容
家庭用のヘルスケア商品から医療機関で使用する医療機器、薬剤、薬などを製造販売しています。
セクター
ジョンソン&ジョンソンのセクターの位置づけとしては【ヘルスケア】となっており、景気動向に左右されにくいデフェンシブ銘柄となっています。
現在の配当利回り
【2.98%】です
売上高・営業利益(2015~2022年)
2022年の売上高・営業利益
売上949億ドル(前年同期比937億ドル)
営業キャッシュフローは211億ドル(前年同期比234億ドル)
売上は前年度を超えましたが営業キャッシュフローは前年度よりわずかに減少しました。
キャッシュフローマージンは22%(前年同期比25%)
でした。
営業キャッシュフローとは
(本業による収入と支出の差額を表しています。つまり、本業を行った結果に、手元の現金がいくら増えたか減ったかがわかるものになります。)
キャッシュフローマージンとは
キャッシュフローマージンとは、売上高の何%分の営業CFを稼ぐことができたかを測定する指標です。
こちらのキャッシュフローマージンが高い=収益率が高い商品を販売しているということになりますので企業の稼ぐ力を図る事ができます。
同業他社と比較する上で稼ぐ力あるのか?競争優位性はあるのか見る上で参考になる指標になります。
2023年度売上高・営業利益
2023年第3四半期の売上高・営業利益
売上高213億ドル(前年同期比237億ドル)
営業キャッシュフローは149億ドル(前年同期比158億ドル)
キャッシュフローマージンは21%でした。
売上詳細(2015~2022年)
2022年の売上
・消費者健康セグメント
149億ドル(前年同期比146億ドル)
・医薬品セグメント
525億ドル(前年同期比520億ドル)
・医療機器セグメント
274億ドル(前年同期比270億ドル)
となっております。
売上詳細(2023年)
2023年第3四半期の売上
・革新的医療(米国)
82億ドル(前年同期比74億ドル)
・革新的医療(米国以外)
56億ドル(前年同期比57億ドル)
・メドテック(米国)
37億ドル(前年同期比33億ドル)
・メドテック(米国以外)
37億ドル(前年同期比34憶ドル)
となっております。
配当の継続性(2015~2022年)
配当の継続性はフリーキャッシュフローベースで計算しました。
フリーキャッシュフローとは
会社が事業活動で稼いだお金のうち、自由(フリー)に使える現金(キャッシュ)がどれだけあるかを示すものです。つまり誤魔化しが効かない部分のお金になります。
配当金の支払いの原資もフリーキャッシュフローから出ていますのでフリーキャッシュフローで配当性向の計算をすれば配当を出し続けることができるか、増配の余地はあるのかがわかります。
ジョンソン&ジョンソンの配当性向は2022年度は68%でした。
配当の支払いは全く問題ないと考えられます。
配当の継続性(2023年)
配当性向はフリーキャッシュフローベースは第3四半期時点で74%でした。
過去の配当実績
ジョンソン&ジョンソンの連続増配は61年です。
配当貴族銘柄の一つになっております。
ジョンソンエンドジョンソンは2023年4月に増配の発表をしました。
1.13ドルから1.19ドルへの増配になります。
これにより連続増配は61年になりました。
最後に
業績の安定感はさすがのデフェンシブ銘柄だと感じます。
そして配当金の増配率は毎年5~6%の増えています。
今後も増配に期待して握りしめたいと思います。
ジョンソン&ジョンソンは2023年8月18日にKenvueのスピリットオフが完了しました。
これによりコンシュマーヘルス事業(消費者セグメント)が現在のジョンソン&ジョンソンから分離することになります。
スピリットオフのため、ジョンソン&ジョンソンの株を一時売却することはせずに済みました。
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