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【企業紹介】ベライゾンコミュニケーションズ(VZ)(2024年2月時点)

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2024年2月3日更新

2023年第3四半期決算情報を追加しました!

 

こんにちは、配当太郎です。

 

今回の記事は私が現在持っている株についてご紹介させていただきます。

 

今回紹介させていただく会社はベライゾンコミュニケーションズです。

 

ベライゾンコミュニケーションズとは

アメリカ合衆国ニューヨーク州に本社を置く、大手電気通信事業者です。

 

業務内容

通信、情報、娯楽およびサービスを提供する総合情報通信会社です。

コンシューマーセグメントでは、無線及び有線通信サービスを提供する。無線サービスは、「Verizon Wireless」ブランドで米国のワイヤレスネットワーク全体に提供。

有線サービスは、中部大西洋及び米国北東部の9つの州で、「Fios」ブランドのもとで、従来の銅ベースのネットワークを介して100%光ファイバネットワークで提供。

事業セグメントは、モノのインターネット(IoT)サービス及び製品を提供するために、ワイヤレス及び有線通信サービスと製品、ビデオ及びデータサービス、企業ネットワークソリューション、セキュリティ及びマネージドネットワークサービス、ローカル及び長距離音声サービス、ネットワークアクセスを提供。

 

セクター

ベライゾンコミュニケーションズのセクター位置づけとしては【情報通信サービス】となっており、景気動向に左右されにくいデフェンシブ銘柄となっております。

 

現在の配当利回り

【6.32%】です

 

売上高・営業利益(2015~2022年)

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2022年の売上高・営業利益

売上1368億ドル(前年同期比1336億ドル)

営業キャッシュフローは371億ドル(前年同期比395億ドル)

 

キャッシュフローマージンは27%(前年同期比30%)

でした。

 

売上高はやや増加

営業キャッシュフローは前年度よりやや減少しました。

 

営業キャッシュフローはやや減少しましたが、後払い電話の純増数は217,000 件、小売店の後払い純増件数は1,434,000 件と、7 年間で最高の四半期業績でした。2022 年通年のリテール ポストペイド純増は2,605,000と、2021 年通年から 23.2% 増加しました。

契約は増加増加傾向で2022年は悪くない結果を残せたのではないでしょうか

営業キャッシュフローとは

(本業による収入と支出の差額を表しています。つまり、本業を行った結果に、手元の現金がいくら増えたか減ったかがわかるものになります。)

 

キャッシュフローマージンとは

キャッシュフローマージンとは、売上高の何%分の営業CFを稼ぐことができたかを測定する指標です。

こちらのキャッシュフローマージンが高い=収益率が高い商品を販売しているということになりますので企業の稼ぐ力を図る事ができます。

同業他社と比較する上で稼ぐ力あるのか?競争優位性はあるのか見る上で参考になる指標になります。

 

2023年度売上高・営業利益

2023年第3四半期の売上高・営業利益

売上高は333億ドル(前年同期比342億ドル)

営業キャッシュフローは287億ドル(前年同期比281億ドル)

キャッシュフローマージンは29%でした。

 

売上詳細(2015~2022年)

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売上の比率で最も高いのは無線及び有線通信サービスおよび製品販売です。

ここ最近大きな変化はありません。

 

売上詳細(2023年)

2023年第3四半期の売上

・消費者セグメント

 252億ドル(前年同期比258億ドル)

・ビジネス

 75億ドル(前年同期比78億ドル)

・その他

 6.1億ドル(前年同期比6.2億ドル)

となっております。

 

配当の継続性(2015~2022年)

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配当の継続性はフリーキャッシュフローベースで計算しました。

 

フリーキャッシュフローとは

会社が事業活動で稼いだお金のうち、自由(フリー)に使える現金(キャッシュ)がどれだけあるかを示すものです。つまり誤魔化しが効かない部分のお金になります。

 

配当金の支払いの原資もフリーキャッシュフローから出ていますのでフリーキャッシュフローで配当性向の計算をすれば配当を出し続けることができるか、増配の余地はあるのかがわかります。

 

2016年度は配当性向180%、2017年度は配当性向145%ととんでもない数字がでていますが、2017年には米インターネットサービスのヤフーを買収や2015年にAOLを含むメディア事業の買収、加えて営業利益が振るわなかった時期なのでその影響がでていたのかと思います。

2022年の配当性向は104%でした。

2022年も引き続きミッドバンド(Cバンド)周波数帯(3.7GHz帯)を取得したことや多額の5G関連の設備投資を計上していることもあり配当性向は100%を超えています。

売上、営業利益は直近から大きく変化はなく、営業キャッシュフローも安定しているので今のところ問題はないかと考えられます。

 

配当の継続性(2023年)

2023年第3四半期の配当性向はフリーキャッシュフローベースで56%です。

 

過去の配当実績

2023年11月の配当から0.6525から0.6650へ増配されました。

これによりベライゾンコミュニケーションズの連続増配17年になりました。

最後に

ベライゾンコミュニケーションズの第3四半期はブロードバンドの純増数は434,000と4四半期連続で40万以上のブロードバンド純増数を達成、固定無線の純増も増えております。

また、Fiosインターネット契約の純増数も72000と2022年の第3四半期の61000から増加しており、順調に推移しています。

 

ただし、ベライゾンは鉛ケーブルの問題が浮上しており、それに伴う撤去や訴訟リスクがありますので問題がはっきりしない間は株価は低迷する可能性があります。

ただ、最近は株価の下げ止まりの兆しが見えてきたので期待したいところ・・

 

2021年からずっと下がり基調ですが、ベライゾンコミュニケーションズはAT&Tと並ぶ大手電気通信事業者です。

セクターとしてもデフェンシブ銘柄の立ち位置におり不景気にも強い銘柄なので今の株価の上下に戸惑わず長く持ちたい株であります。

いつ花開くかわかりませんが、鍵となる5G投資が無駄にならず上手くいくことを願って握っていきたいと思います。

 

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