2023年10月20日更新
2023年年次決算情報を追加しました!
2024年第1四半期決算情報を追加しました!
こんにちは、配当太郎です。
今回の記事は私が現在持っている株についてご紹介させていただきます。
今回紹介させていただく会社は一般消費財メーカーのプロクター&ギャンブルです。
プロクター&ギャンブルとは
世界最大の一般消費財メーカーです。略称はP&G(ピーアンドジー)。
業務内容
洗剤や化粧品などの一般消費財を製造販売する企業で、世界最大の一般消費財メーカーです。
有名な商品でいうと
ファブリックケアは「アリエール」や「レノア」
乳幼児用紙おむつは「パンパース」
スキンケアは「SK-Ⅱ」
グルーミングは「ブラウン」や「ジレット」など、多岐にわたる商品を販売しております。
セクター
プロクター&ギャンブルのセクターの位置づけとしては【生活防衛消費】となっており、景気動向に左右されにくいデフェンシブ銘柄となっています。
現在の配当利回り
【2.52%】です。
売上高・営業利益(2015~2023年)
2023年の売上高・営業利益
売上820億ドル(前年同期比801億ドル)
営業キャッシュフローは168億ドル(前年同期比167億ドル)
キャッシュフローマージンは21%(前年同期比21%)
でした。
売上高、営業キャッシュフロー共に前年同期比より増加しました。
高金利、コスト増加と逆風に見舞われるなか、前年度を超える売上を達成しており素晴らしい結果でした。
営業キャッシュフローとは
(本業による収入と支出の差額を表しています。つまり、本業を行った結果に、手元の現金がいくら増えたか減ったかがわかるものになります。)
キャッシュフローマージンとは
キャッシュフローマージンとは、売上高の何%分の営業CFを稼ぐことができたかを測定する指標です。
こちらのキャッシュフローマージンが高い=収益率が高い商品を販売しているということになりますので企業の稼ぐ力を図る事ができます。
同業他社と比較する上で稼ぐ力あるのか?競争優位性はあるのか見る上で参考になる指標になります。
2024年度売上高・営業利益
2024年第1四半期の売上高・営業利益
プロクター&ギャンブルの売上高は218億ドル(前年同期比206億ドル)
営業キャッシュフローは49億ドル(前年同期40億ドル)
キャッシュフローマージンは22%でした。
売上詳細(2015~2023年)
売上別でみるとファブリック&ホームケアとベビー、フェミニン&ファミリーケアが売上を6割を占めています。
売上比率についてはここ最近で特に変化はありません。
売上詳細(2024年)
2024年第1四半期の売上
・ビューティ
40億ドル(前年同期比39億ドル)
・グルーミング
17億ドル(前年同期比16億ドル)
・健康管理(ヘルスケア事業)
30億ドル(前年同期比27億ドル)
・ファブリック&ホームケア
76億ドル(前年同期比70億ドル)
・ベビー、フェミニン&ファミリーケア
51億ドル(前年同期比49億ドル)
となっております。
配当の継続性(2015~2023年)
配当の継続性はフリーキャッシュフローベースで計算しました。
フリーキャッシュフローとは
会社が事業活動で稼いだお金のうち、自由(フリー)に使える現金(キャッシュ)がどれだけあるかを示すものです。つまり誤魔化しが効かない部分のお金になります。
配当金の支払いの原資もフリーキャッシュフローから出ていますのでフリーキャッシュフローで配当性向の計算をすれば配当を出し続けることができるか、増配の余地はあるのかがわかります。
プロクター&ギャンブルの配当性向は2023年度は65%でした。
売上高・営業キャッシュフローもともに毎年安定していますので配当の維持は問題ないと考えられます。
配当の継続性(2024年)
2024年第1四半期時点の配当性向はフリーキャッシュフローベースは58%でした。
過去の配当実績
プロクター&ギャンブルの連続増配は67年です。
配当貴族銘柄の一つになっております。
プロクター&ギャンブルは2023年5月に増配の発表をしました。
0.9133ドルから0.9407ドルへの増配になります。
これにより連続増配は67年になりました。
最後に
2023年は売上高、営業キャッシュフロー共に成長し、良い結果でした。
2024年第1四半期も219憶ドルと、前年同期比から6%増加しており、好調な業績を出しており、順調な滑り出しです。
毎年増配しており、業績も安定感ある企業ではありますので今後も長く持ち続けたい株です。
今後も連続増配に期待して握りしめたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。
良ければ応援クリックをよろしくお願いいたします!