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【企業紹介】ニュージャージー・リソーシーズ(NJR)(2024年1月時点)

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2024年1月23日更新

2023年第4四半期決算情報を追加しました!

2023年年次決算情報を追加しました!

 

こんにちは、配当太郎です。

 

今回の記事は私が現在持っている株についてご紹介させていただきます。

 

今回紹介させていただく会社はニュージャージー・リソーシーズ(NJR)です。

 

ニュージャージー・リソーシーズとは

ニュージャージー州に拠点を置く企業です。そして公共事業を通じた天然ガスの流通を主な事業とする持ち株会社で、他にも小売りおよび卸売エネルギーサービス、クリーンエネルギープロジェクトおよび天然ガスの貯蔵と輸送などを行っています。

 

 

 

業務内容

天然ガスユーティリテサービスの提供

パイプラインを利用した天然ガスの輸送及び貯蔵、そして天然ガスの販売

商業用および住宅用ソーラープロジェクトの運用

同州の顧客向けに暖房、換気、冷房サービス、アプライアンスの販売と設置などの業務

などがあります。

 

セクター

ニュージャージー・リソーシーズのセクター位置づけとしては【公共事業】となっており、景気動向に左右されにくいデフェンシブ銘柄となっております。

 

現在の配当利回り

【4.04%】です。

 

 

売上高・営業利益(2015~2023年)

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2023年の売上高・営業利益

売上高19億ドル(前年同期比29億ドル)

営業キャッシュフローは4.7億ドル(前年同期比3.2億ドル)

キャッシュフローマージンは24%(前年同期比11%)

 

2023年度は2022年度に比べ売上高は減少しましたが営業利益・キャッシュフローマージンは上昇しました。

 

営業キャッシュフローとは

(本業による収入と支出の差額を表しています。つまり、本業を行った結果に、手元の現金がいくら増えたか減ったかがわかるものになります。)

 

 キャッシュフローマージンとは

キャッシュフローマージンとは、売上高の何%分の営業CFを稼ぐことができたかを測定する指標です。

こちらのキャッシュフローマージンが高い=収益率が高い商品を販売しているということになりますので企業の稼ぐ力を図る事ができます。

同業他社と比較する上で稼ぐ力あるのか?競争優位性はあるのか見る上で参考になる指標になります。

 

2023年度売上高・営業利益

2023年第4四半期の売上高・営業利益

売上高3.3億ドル(前年同期比7.6億ドル)

営業キャッシュフローは4.7億ドル(前年同期比3.2億ドル)

キャッシュフローマージンは24%でした。

 売上詳細(2015~2023年)

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メインは家庭・企業向けの天然ガスの流通・販売

他には同州の顧客向けに暖房、換気、冷房サービス、アプライアンスの販売と設置

そしてここ最近は太陽光エネルギーのプロジェクトにも力を入れています。

 

 売上詳細(2023年)

2023第4四半期の売上

天然ガス

 1億ドル(前年同期比1.9億ドル)

・クリーンエネルギーベンチャー

 8.3千万ドル(前年同期比9.2千万ドル)

・エネルギーサービス

 1億ドル(前年同期比4.4億ドル)

・保管と輸送

 2.2千万ドル(前年同期比2.5千万ドル)

・ホームサービスおよびその他

 1.4千万ドル(前年同期比1.4千万ドル)

 

 配当の継続性(2015~2023年)

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配当の継続性については今までの会社はフリーキャッシュフローベースで計算しましたが、こちらの会社に関しては営業キャッシュフローを元に計算しています。

公共事業において太陽光発電やガスパイプラインなどは大規模な設備投資が必要になります。

それに伴って減価償却費も大きくなり、その分利益が押し下げられてしまいます。

 

 減価償却費とは

長期にわたって使用する固定資産を時間の経過に合わせて費用として計上していきます。

簡単に言うと支出を伴わない経費です。

 

なので公共事業において減価償却費が長期にわたって続くことになるのでフリーキャッシュフローがマイナスになりやすくなっています。

 

一方、営業キャッシュフローは、税金等調整前当期純利益減価償却費を加算して求められているので営業キャッシュフローで計算を行っています。

 

営業キャッシュフローベースで計算した2023年の配当性向は32%でした。

 

配当の継続性(2023年)

配当性向は営業キャッシュフローベースは第4四半期現在で32%でした。

 

過去の配当実績

ニュージャージー・リソーシーズの連続増配28年です。

ニュージャージー・リソーシーズは2023年10月に増配の発表をしました。

0.42ドルから0.42ドルへの増配になります。

これにより連続増配は28年になりました。

最後に

ニュージャージリソシーズは利用者も増加しており、2023年度に8,800人の新規顧客を獲得しました。

 

またクリーンエネルギー事業にも力を入れており、太陽光発電プロジェクトの投資は2023年度に10の商業プロジェクトを稼働させ、総設置容量を78MW増加させており、計画が今後も継続的に予定しています。

2024年の見通しとして、NFEPSガイダンスを2.70ドルから2.85ドルに設定しました。

これは、2023年度の当初ガイダンス範囲2.42ドルから2.52ドルを上回る前年比12.3%の成長率に相当しており、来年の成長も期待できそうです。

 

クリーンエネルギーの時代に入った今だからこそ頑張ってほしいとこですね。

 

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