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スリーエム(MMM)の食品安全事業の分割はスピンオフではなかった。

こんにちは、配当太郎です。

 

スリーエムは8月31日に自社の食品安全事業を切り離す予定ですが、どうやらスピンオフではないようです。

 

スピンオフとはある企業が自社の部門を分離して新会社を設立することを指します。

スピンオフすると分離してできた会社の株式を実施会社の株主に分配します。

考え方的には実施した会社が自分の1部門を切離すということは切離した事業分実施会社の価値が下がりその分株価が下がるため、実施会社の株主に損をさせないためスピンオフ先の株を分配します。

 

私は自分が持っている会社がスピンオフを発表した場合はスピンオフ前に売却して、スピンオフ後に再度購入しています。

というのも私が利用しているSBI証券はスピンオフした会社は特定口座の対象外となり、一般預りへ移管されてしまうからです。

 

一般口座へ移管されてしまうと一般口座で保有している株式の税金を自分で計算して、毎年確定申告する必要がでてきてしまうため、めんどくさがりの自分としては手間をかけたくないため一時売却をしています。

 

というわけで、私はスリーエムの食品安全事業の分離をスピンオフと思っていたため、

一時売却する準備をしていたのですが、こちらのニュースを見ていたらどうやらスピンオフではなく、スプリットオフだったようです。

www.prnewswire.com

調べて見るとスプリットオフとは分離した新会社の株式と実施会社の株式を交換した後、実施会社が減資してその対価として、実施会社の株主は新会社の株式を取得することみたいです。

つまり株主が希望すれば今持っている3Mの株式の全部もしくは一部を新会社の株へ交換してもいいよというもの

ではSBI証券でこのスピリットオフの取扱い方法を確認すると

 

子会社のスプリットオフ(分離・独立)に伴う株式交換オファー。
株式交換完了と同時に行われる合併に伴い、Garden SpinCo Corp 1株は、NEOGEN CORP 1株 へ交換される予定です。尚、当社では株式交換オファーは受け付けておりませんので、当社お客様は、引き続き3M COMPANY 株式を保有することになります。*8/22更新

SBI証券より引用

 

色々書いてありますが、端的に言うとSBI証券はこの新会社の株式交換には一切応じませんということつまり何も変わらない。

そういうわけで今回は一時売却する必要はなさそうなので一安心。

 

ただ、3Mは今回の食品安全事業とは別にヘルスケア事業を2023年末までにスピンオフすることが決定しているのでその時になったら一時売却することになりそうです。

 

SBI証券はそろそろスピンオフしても一般口座に払い出される仕様を改善してもらいたいところ・・

 

以上になります、最後までご覧いただきありがとうございました。

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